北朝鮮による核実験に抗議する決議
平成28年決議第1号(議決日:平成28年9月12日)
2016年9月9日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は、5回目の核実験を強行した。この間繰り返されてきた弾道ミサイル発射とともに世界の平和と安定にとって重大な脅威である。
このことは、北朝鮮に対し核・ミサイル開発の放棄を求めた、国連安保理決議、6カ国協議の共同声明、日朝平壌宣言に違反する暴挙である。
ことしは、広島・長崎に人類初の原爆が投下されてから71年となる。
核開発は、70年を経ても後遺症に苦しみながら「核兵器のない世界」を訴え続けている被爆者の願いに背くものであり、国際社会における核軍縮、不拡散の取り組みに挑戦する極めて遺憾な行為である。
本市は、1986年に国際平和都市宣言を行い、国際社会の平和を希求し活動しており、世界の平和と核廃絶に背を向ける行為に対し厳重に抗議する。
北朝鮮が国際社会の一員として、核実験及び安保理決議に違反する行為を今後中止するよう強く求める。
以上、決議する。
平成28年9月12日
日本国愛知県江南市議会
提出先
朝鮮民主主義人民共和国
国防委員会第一委員長 金 正恩
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