武功夜話 1.衝撃的な発見 380年ぶりに陽の目
「一、親助六尉、尾州清須御城を退去候は、慶長寅の年の夏越方の事。・・・・親父様、よくよく南窓庵によりて、諸事書留め覚え帳併家伝記、先祖系図書等の古証文の散逸をおそれ書き留め候・・・・これら諸縁を武功夜話と題目仕り、・・・」(武功夜話 一)
江南市と信長を強く結び付けたこの文献は、市内前野町の吉田さん宅に先祖代々伝わる秘蔵の古文書「武功夜話」です。
「武功夜話」には、どの巻首にも、「貸出しの儀 平に断るべし」と記され、門外不出となってきました。ところが、昭和34年この地方を襲った伊勢湾台風のため吉田家の土蔵が崩れ落ちてしまったのを機に、吉田家の親戚にあたる吉田蒼生雄さんが12年かけて訳され、ついに380年ぶりに陽の目をみることになったのです。
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