新ごみ処理施設建設事業講演会(平成26年10月26日)講演内容の要旨
講演テーマ ごみ処理施設の現状について — 皆さんの安心・安全をいちばんに —
私たちの暮らしとごみ処理の変遷
初期のごみ処理施設は、伝染病の予防など衛生的な生活環境の確保を目的として整備されました。その後、急速な工業化、都市化により、環境汚染が深刻化するとともに、ごみの量が急増しました。1970年代頃からは、ごみ焼却施設の公害防止機能の強化が順次図られ、80年代以降は、回収エネルギーを利用した余熱利用施設の建設や、地球温暖化対策などの整備が進められています。
今日のごみ処理施設
ごみ処理施設は、排出ガス対策、排水対策、騒音・振動対策、悪臭対策がしっかりと講じられており、大気汚染防止などを通じて、私たちの生活環境全体を守る施設です。
地域の暮らしを支えるごみ処理施設
他都市では、ごみ処理施設から生じたエネルギーを、隣接する施設の空調や給湯、農業施設(温室団地)などへ供給し、エネルギーの有効利用が図られています。
世界のモデルとなっている日本のごみ焼却施設
日本のごみ処理施設は最も優れているとの評価を受けており、世界中の多くの国で採用されています。また、十分な情報開示と対話による施設建設の手法についても世界の手本となっています。
皆さんとの対話を大切にし、住民の方に親しまれる施設の建設を願っています。
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