くろがねもち
- 所在地 高屋町
- 所有者等 高屋神社
- 種類 天然記念物
- 指定年月日 昭和62年1月9日
高屋町に特殊鋼製の大鳥居がそびえ、その奥にうっそうとした森が見えます。この中に千有余年前の創立といわれる由緒ある高屋神社があります。境内の南西部(鳥居の西側)にくろがねもちの二本がそびえ、直立した木が市の文化財に指定されています。
くろがねもちは市内に数多く自生し、また、植栽もされて市民にもよく知られています。この地方の土質に適し緑化、美化推進に役立つ植物として昭和48年12月7日「市の木」にもなっています。植物分類からモチノキ科に属し、双子葉植物・常緑高木で雄株、雌株に分かれ6月ころに花を咲かせ、秋には雌雄に赤色の実をつけます。
市内にある多くのくろがねもちのなかでも、これだけ樹勢がよい大きな木は他にはなく驚くばかりです。樹齢はおよそ400年はたっているでしょう。その木肌に年齢のごとく当時の子供たちが木登りをして遊んだ傷跡がくっきりとみられ、「その昔を偲び感慨無量のものがあります」とこの神社近くの方が語っておられました。
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