まゆのふるさと 江南 再発見(平成23年度採択事業)

ページID 1001800  更新日 令和2年1月17日

印刷大きな文字で印刷

事業実施団体:NPOまゆを育てる会、ふくらの会、桑畑保存会、和ダンスの会

まゆのふるさと江南 再発見 「検証フォーラム」が開催されました(平成23年12月5日)

 平成23年11月26日(土曜日)、まゆのふるさと江南 再発見「検証フォーラム」が開催され、小学生から大正生まれの高齢者まで、多世代の「かいこ大好き人」でにぎわいました。

(1)基調講演「かいこの神様 倉知治右衛門」

江南市は養蚕業で栄えたということ、養蚕業発展のために尽力した江南市の偉人「倉知治右衛門」についての講演でした。

写真:基調講演「かいこの神様 倉知治右衛門」の様子1

写真:基調講演「かいこの神様 倉知治右衛門」の様子2

治右衛門のここがすごい!

  • 他地域の良いところを学ぶ!私費で先進地を視察した。
  • 先進技法は万能ではない!江南市に有効な技法に改善した。
  • 前例にとらわれない!アイディアを持って新技法を考案した。
  • 一人では解決できない!皆で少しずつ協力し合う仕組みを作った。

(2)パネルディスカッション「かいこはえらい」

海外で養蚕の研究をしていた方や新種のまゆを飼育している方、カイコ展に毎日来場した小学生たちがパネリストになり、それぞれの時代・立場で感じる「かいこの魅力」について語りつつ、「養蚕」を今後のまちづくりにどう活かすかについて考えました。

写真:パネルディスカッション「かいこはえらい」の様子1

写真:パネルディスカッション「かいこはえらい」の様子2

かいこへの思い(大人パネリスト)

  • 養蚕の研究に没頭した若い頃を懐かしく思い出した。
  • 「かいこ展」を通して、昔の旧友に再会した。
  • まちづくりに活かすポイントは「継続」。地道に続ければ少しずつ輪が広がる。
  • 今はかいこの飼育を楽しんでいる。続けるためには「楽しむこと」が重要だと思う。

かいこへの思い(子どもパネリスト)

  • カイコ展では製糸の作業に4時間没頭した日があった。
  • 幼虫はやっぱり苦手・・・でもまゆクラフトは楽しい。
  • かいこのように、繭の中に入ってみたい。
  • 育てたまゆでタオルやハンカチを作ってみたい。

(3)体験教室

来年の干支(辰)をつくる「まゆクラフト」、まゆ玉のけばで「ハガキ作り」、栄養素いっぱいの「桑の葉茶の試飲」など、様々な切り口から、かいこの魅力を体験しました。

写真:体験教室の様子1

写真:体験教室の様子2

まゆのふるさと江南 再発見 「検証フォーラム」「養蚕業」の灯火を後世へ(平成23年10月12日)

 人と共に生きてきた「カイコ」。江南市もかつては桑畑が広がり養蚕業が盛んで、蚕がつくった繭を絹糸にして暮らしており、人と蚕の共同体そのものでした。
地域資源としての「蚕」「繭」「桑の葉」を見直し、その利用活用から生きがいのある「まちづくり」が出来るのではないか、皆さんと共に考えるフォーラムを開催します。

日時
11月26日(土曜日) 13時~16時
場所
江南市民文化会館 2階 第一会議室
内容

まゆのふるさと江南 再発見 検証フォーラム

  1. 基調講演 「かいこの神様 倉知冶衛門」:講師 江南市歴史民俗資料館 山田信夫館長
  2. パネルディスカッション:海外での養蚕経験者・蚕を育てた小学生などの体験発表
  3. 体験教室「かいこはえらい!!」:真綿つくり・まゆ人形・シルク細工・まゆだんご・桑の葉茶など
参加料
無料 ※事前の申込は不要です。直接会場へお越しください。

写真:まゆのふるさと江南 再発見 検証フォーラムの様子

かいこ展はじまる!(平成23年7月27日)

 平成23年7月26日(火曜日)、かいこ展がはじまりました。蚕の一生、まゆクラフトの作品、養蚕農家が使用していた道具、養蚕の歴史や今の養蚕を取り巻く状況など、以前江南市で盛んであった養蚕業にまつわる資料が展示されています。一番の見所は「生きた蚕」がそのまま展示されていること。桑の葉をひたすら食べる蚕たち。新しい葉を30分も経たないうちに枝だけにしてしまう食欲には本当に驚かされます。

昨日は、初日にも関わらず沢山の方に来ていただけました。子ども達も虫かごを持って、蚕の赤ちゃんを引き取りに来てくれました。蚕の観察日記を夏休みの自由研究のテーマにするそうです。8月1日(月曜日)まで開催しています。皆さんもぜひ「おかいこさん」に会いに来てください。

写真:かいこ展の様子1

写真:かいこ展の様子2

新たなまゆ文化(平成23年5月10日)

まゆの魅力は限りない・・・。
まゆは美肌の元。まゆ玉でお肌を優しくマッサージするとツルツルになります。まゆを工作に使えば、ぬくもりのある優しい作品が出来上がります。
また、まゆをつむぐ蚕は桑の葉を食べますが、この桑の葉の魅力も限りない・・・。
桑の葉にはカルシウム、鉄分等のミネラル、ビタミンが含まれています。この栄養素いっぱいの桑の葉を利用し、市内の事業所や福祉施設と協働してお茶とマドレーヌをつくりました。
5月の土曜、日曜に、国営木曽三川公園フラワーパーク江南で、シルクボール(まゆ玉)、桑の葉茶、まゆだんご、桑の葉マドレーヌを販売しています。新たなまゆ文化を通して、皆さんに「まゆのふるさと江南」を知っていただきたいと思っています。【詳しい日程は、まゆを育てる会ホームページをご覧ください。】

試飲、試食も行っていますので、是非お気軽にお立ち寄り下さい!

写真:くわの葉入りマドレーヌ

写真:SILKボール

ホームページを開設しました!(平成23年5月9日)

 NPOまゆを育てる会のホームページを開設しました。ブログもスタートしました。
まゆを育てる会の活動や取扱い商品等の情報を公開していきます。
江南市地域まちづくり補助事業「まゆのふるさと 江南 再発見」に関する情報やお知らせも随時更新していきますので、皆さん、ぜひご覧ください。よろしくお願いします。

「かいこ展」蚕の赤ちゃんさしあげます(平成23年5月6日)

 江南の伝統産業であった養蚕。もう江南には養蚕農家は1軒もありません。
 NPOまゆを育てる会は、地域の伝統や人材を活用して、まゆの伝統・文化を次世代へ伝承するとともに、新たなまゆの文化を創造する事業を行っています。市民の郷土への興味関心を高め、地域のつながりをうむのが目的です。
 第1弾として「かいこ展」を開催します。蚕の飼育・展示の他、まゆを使ったクラフト作り体験や当時の作業場を思い出す養蚕道具の展示・実演も予定しています。ご希望の方には蚕の赤ちゃんをさしあげます。夏休みの自由研究の資料にでもなればと思います。皆さん、ぜひ遊びに来てください。

日時
7月26日(火曜日)~8月1日(月曜日) 9~17時(初日と最終日は、時間内に準備・片付けを行います。)
場所
地域情報センター 1階 ギャラリー
内容
  • 「かいこ」の飼育と展示
  • 養蚕に使われた民具の展示と実演
  • まゆ人形つくり・シルククラフトつくり体験 など

写真:まゆのふるさと 江南 再発見1

写真:まゆのふるさと 江南 再発見2

このページに関するお問い合わせ

企画部 企画課
〒483-8701 愛知県江南市赤童子町大堀90
電話:0587-54-1111 ファクス:0587-54-0800
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。