ご家庭でできる災害時の備え
災害に備え、飲料水、生活用水、給水袋の備蓄をしましょう
災害はいつ起こるかわかりません。
大規模な災害によって断水が発生した場合、市の地域防災計画に定める学校などの指定避難所に給水車が駆けつけ、応急給水を行います。また、災害によって破損した水道管の修理、復旧も始まります。
しかし、給水車による給水には限界があり、復旧工事も時間がかかります!
【飲料水】
応急給水が開始されるまでの間や、破損した水道管の復旧が終わるまでの間も飲料水は必要です。
国は災害に備えて「1人1日3リットルの飲料水を3日分備蓄」を勧めています。また、大規模な災害発生への備えには、1週間分の飲料水の備蓄が望ましいとされています。
※水道水は、直射日光が当たらない涼しい場所であれば、塩素の消毒効果により3日程度の保存が可能です。煮沸したり、浄水器を通すと、殺菌効果がなくなります。
【生活用水】
断水が発生した場合は、飲料水だけでなく、トイレなどに使用する生活用水も必要になります。お風呂の残り湯を溜めておいたり、雨水タンクを設置することで、生活用水として使用できるとともに、万が一火災が発生した場合には、消火用としても使用することができます。
※残り湯の溜め置きについては、小さなお子さまの事故に十分に注意してください。
【給水袋】
令和6年1月に発生した能登半島地震では3県で約10万4千戸が断水しました。能登半島地震で給水活動を行いましたが、給水所にやかんやペットボトルを持ってこられる方が多くいらっしゃいました。給水の際は、持ち運びしやすい給水袋があると便利です。ホームセンター等で購入することができますので、皆さまで予め確保しておくことをお願いします。
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