胃がん検診
胃がん
胃がんは、わが国のがんによる死亡原因の上位に位置しており、罹患する人(かかる人)は50歳代から増加します。ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の持続感染により胃がんのリスクが高まると考えられています。
胃がん検診の方法
対象年齢と受診間隔
胃透視検査(バリウム検査)・・・40歳以上、1年に1回
胃内視鏡検査(胃カメラ検査)・・・50歳以上、2年に1回
検診項目
胃透視検査(バリウム検査)または胃内視鏡検査(胃カメラ検査)のどちらかを選択して受診してください。国の指針では、胃透視検査(バリウム検査)と胃内視鏡検査(胃カメラ検査)を毎年交互に受診することは不利益の増加につながるため推奨されていません。
胃透視検査(バリウム検査)
発泡剤(胃をふくらませる薬)とバリウム(造影剤)を飲み、胃の中の粘膜を観察する検査です。バリウムを飲むことにより、便秘やバリウムが腸内で詰まって腸閉塞を起こすことがまれにあります。
※バリウム(造影剤)アレルギーの方は受診できません。
胃内視鏡検査(胃カメラ検査)
口または鼻から胃の中に内視鏡を挿入し、胃の内部を観察する検査です。検査時に疑わしい部位が見つかれば、そのまま精密検査に該当する鉗子生検(組織の採取)を行う場合があります。
精密検査の方法
一般的な精密検査は、胃内視鏡検査を行います。検査で疑わしい部位が見つかれば、生検(組織を採取する)を行い、組織診(悪性かどうかを調べる検査)を行います。
このページに関するお問い合わせ
健康こども部 健康づくり課(江南市保健センター)
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