石田三成書状
- 所在地 前飛保町
- 所有者等 曼陀羅寺
- 種類 書状
- 指定年月日 昭和47年2月8日
天正18年(1590)、秀吉が小田原北条氏を攻めたとき、曼陀羅寺から陣中見舞いとして糒(ほしいい)が送られていますが、その取りなしをしたのが石田三成でした。曼陀羅寺へは秀吉から朱印の礼状が出されましたが、この書状は三成がそれとは別に自分の名前で出した礼状です。
「当陣見舞いのため糒を進上され、披露しました。主君(ひでよし)よりは御朱印状を仰せ出されました。遠路御懇志まことに、よろこばしく、使僧の口状は申し届けました。いつかまたお礼を申します。」という意味のことが書かれています。
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